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Finn Nørgaard、研磨専門職人

クラフトマンシップのストーリー

「研磨技術はより精緻に進化しています」と研磨専門職人、Finn Norgaard Klintは語ります。私たちが誇る熟練した職人の1人としてFinnが培ってきた専門技術と豊かな経験が、Bang & Olufsen製品の卓越した仕上げを可能にし、極上の質感を実現しています。

クラフトマンシップとテクノロジーのコラボレーション

Bang & Olufsen製品の一見シンプルで滑らかな表面を実現するには、多くの試行錯誤と想像力を要します。長年積み重ねてきた豊かな経験と実践的な知識から、どのように原料を処理すれば最良の成果が生まれるかを、Finnは細かいところまで理解しています。新しい製品が工場に持ち込まれたら、彼はまず、プロトタイプの表面を手作業で磨きます。次に、この手作業から得られた知見を活用し、仕上がりを再現するだけでなく、さらに良いものになるよう、最新鋭のロボットをプログラミングします。技術革新により、Bang & Olufsenが目指す表面仕上げを完璧に実行できる機械やプロセスは生まれています。それでも私たちは、人間の手作業というかけがいのない技術への敬意を、決して失うことはありません。

Finn in the factory operating some machines

たゆまなく進化する旅

Bang & Olufsenの全製品が基準としている、職人の技を駆使した精緻な仕上げと高い品質は、膨大な専門知識、研究、実験の賜物です。製品の製造プロセスは、長年蓄積してきた専門知識を活かし、ここ数十年の間に大幅に進化を遂げてきました。Finnは、研磨を始めた30年前と比較すると、テクノロジーの進歩もあり、プロセスもかなり変化したといいます。「開始当初は、研磨作業は手作業で行われていました。人間の手で作業を行い、使用していた機械も単純なものでした。年月が経つにつれ、私たちが製造する部品も変化していきました。そのため、望む結果を反映する部品を生み出すには、6軸ロボットを導入する必要がありました。」と当時の様子を振り返りながら語ってくれました。

私たちは、研磨プロセスと、それが製品の完璧な仕上げという成果に結びつく様子についてさらなる理解を深めるため、デンマーク、ストルーアのBang & Olufsen本社に赴き、Finnを訪ねました。「私たちが研磨しているのは、ほとんどがアルミニウムです。コットンの布と、研磨剤を使用して作業しています。このプロセスでは、圧力の加減、研磨剤の量、ディスクの回転速度が要となります。こうした要素ひとつひとつが、表面の仕上がりを左右するのです。」ディスクの回転速度や研磨剤の使用量がぴたりと決まるのは、長年経験を積んできたなかで、実際に試行錯誤してきたから。「プロトタイプを入手したら、まず手作業で研磨してみます。このように実際に自分の手で作業することで、ロボットが同じ動作をするようにプログラムをする、アイディアが得られます。人間には困難だとしても、ロボットは滑らかな動きを長時間継続して行うことができます。」Bang & Olufsen製品の独特な仕上がりは、先端テクノロジーと人間の手、その両方により誕生します。

machinery in the factory in Struer, Denmark

完璧さの矜持

Finnのように熟練した職人が、絶え間なく精度を追求しているからこそ、イノベーションや突出した品質が生まれています。最先端テクノロジーの導入を歓迎し、変化を推進してきても、製品に込められるクラフトマンシップと情熱は変わりません。それはFinnの言葉「完成した製品を手にすると、誇りを感じます。」にも表れています。

aluminium rest in the factory
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