Kresten Bjørn Krab-Bjerre、クリエイティブディレクター
デザインにまつわるストーリー
「私たちはテクノロジーを起点に作業していません。必ず、アイディアから始めています。」デザインのクリエイティブディレクターを務めるKresten Bjørn Krab-Bjerreは、Bang & Olufsenの新製品開発では常に人間の経験が指針となると言います。
職人の技、デザイン、サウンドの錬金術
「自分の子供に置き換えて考えてみると、分かりやすいと思います。お気に入りの子供という考えはあり得ないじゃないですか。仮にそういう気持ちがあっても、絶対に認められないものですよ。」 Krestenは、デンマークのストルーアにあるBang & Olufsen本社のチームと共に開発する製品のことを話していると、言葉に熱がこもります。それはただの製品作りではなく、「1つのエクスペリエンスを創造したいと言った方が良いかもしれません」と彼は言います。
自分の声が重要なツール
Krestenは話すのが大好きです。彼が職場で大半の時間を費やすことの1つに、話すという行為があります。「実は、私にとっては自分の声が重要なツールなんです。」Bang & Olufsenの新製品開発につながる創造的プロセスにおける彼の主な役割について説明しながら、Krestenはそう言います。彼にとって、創造的活動のほとんどは、無数の想像力溢れる声や意見の間でコミュニケーションを促進することにあります。「私の仕事は、Bang & Olufsenのデザイナーとエンジニアを結びつけることです。」そう語る彼は、デザインのイノベーションやミニマリズムを求める意見と、パワフルで緻密なサウンドを求める意見の間で交渉役を務めています。
But no matter how ambitious, creative or unconventional a design idea might seem, there’s a visionary spirit across the different teams in Struer that’s been there since the company was founded in 1925. “You get a bit spoiled when you work for Bang & Olufsen,” explains Kresten, “because our engineers, they just always go crazy, they always say yes.”
製品とコラボレーション
Bang & Olufsenにおける製品の制作は、ある種の錬金術のようなものです。すなわち、サウンド、デザイン、そして職人の技の各要素を変換させる創造的なコラボレーションを通じて、全体として優れた機能を発揮できるようにします。まさにKrestenと彼のチームのような人々が、こうしたイノベーションと想像力溢れるビジョンの原動力となり、Bang & Olufsenの創造性の限度を常に押し広げているのです。しかし、合理的なデザイン思考と厳密な研究開発が多数行われているにも関わらず、根底では直感と感情に訴えかける作業が進められています。「自分たちが何か非常に類まれな、しかも見事に機能する製品を作り上げているのだという予感があるのです」とKrestenは述べています。
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